軋合(読み)きしりあう

精選版 日本国語大辞典 「軋合」の意味・読み・例文・類語

きしり‐あ・う ‥あふ【軋合】

〘自ハ四〙
① 物と物とが互いにこすれ合って音をたてる。
史記抄(1477)一一「車をよすれは蓋が両方きしりやうて、つかゆるほどに」
両者が、互いに争う。互いに、きそい合う。せり合う。

ぎしみ‐あ・う ‥あふ【軋合】

〘自ハ四〙 互いに争う。互いにはりあう。
歌舞伎福寿丸(1696)一「れうげちがひし、たがいにぎしみあふ所へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android