精選版 日本国語大辞典 「蹴放」の意味・読み・例文・類語
け‐はなし【蹴放】
〘名〙
① 門や扉の下にあって、内と外の仕切りにする溝のない敷居。
※東大寺法華堂要録‐寛正六年(1465)「公方様御用あたら 金剛ざうり五六足をく〈略〉かうしのけはなしより、そと礼堂に置レ之」
け‐はな・す【蹴放】
〘他サ四〙 戸や障子、襖(ふすま)などを足で蹴って開く。また、蹴って離れさせる。
け‐はな・つ【蹴放】
〘他タ四〙 蹴って離れさせる。〔日葡辞書(1603‐04)〕
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