デジタル大辞泉
「超然」の意味・読み・例文・類語
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ちょう‐ぜん テウ‥【超然】
〘形動タリ〙
① かけはなれているさま。高くぬけ出るさま。高遠であるさま。
※
懐風藻(751)遊吉野山〈丹
広成〉「放曠多幽趣、超然少俗塵」
※両足院本山谷抄(1500頃)
一八「俗に在れども超然として俗をぬけでて」 〔
漢書‐董仲舒伝〕
② 物事にこだわらないさま。世俗にとらわれないさま。
※化銀杏(1896)〈
泉鏡花〉七「
西岡は何でも
一方に超然
(テウゼン)として、考へて居ることがあるんだらう」 〔
戦国策‐秦策・昭襄王下〕
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普及版 字通
「超然」の読み・字形・画数・意味
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超然 ちょうねん
1793*-1868 江戸時代後期の僧。
寛政4年12月23日生まれ。浄土真宗本願寺派。西本願寺学林でまなぶ。同寺の大谷光沢に命じられて,「真宗法要典拠」の校訂にあたる。のち頼三樹三郎(らい-みきさぶろう),月性(げつしょう)らと尊攘(そんじょう)運動に従事。慶応4年2月29日死去。77歳。近江(おうみ)(滋賀県)出身。字(あざな)は不群。号は虞淵。法名は別に若英。著作に「日本僧宝事苑」「反正紀略」など。
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