赤岡山古墳群(読み)あこかやまこふんぐん

日本歴史地名大系 「赤岡山古墳群」の解説

赤岡山古墳群
あこかやまこふんぐん

[現在地名]大野原町中姫

古墳時代後期に属する古墳群。赤岡山は柞田くにた川の西岸に位置する比高一六メートルほどの小丘陵で、かつてはこの丘陵に二〇基近くの古墳が散在していたといわれる。いずれも開墾によって消滅し、現在では三号墳一基だけが保存され、県指定史跡。墳丘円墳で基底部の直径約二四メートル、高さ三・五メートル、人頭大の葺石が施されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android