古式(読み)コシキ

デジタル大辞泉 「古式」の意味・読み・例文・類語

こ‐しき【古式】

昔から伝わっているやり方。「古式にのっとる」「式典古式ゆかしく執り行う」
[補説]文化庁が発表した平成22年度「国語に関する世論調査」では、「古くからのやり方にのっとった様子で」を表現するとき、本来の言い方とされる「古式ゆかしく」を使う人が67.3パーセント、本来の言い方ではない「古式豊かに」を使う人が15.2パーセントという結果が出ている。
[類語]古い時代遅れ流行遅れ古風こふう昔風むかしふう昔ながら旧式陳腐旧弊前近代的旧態依然中古オールドファッション弊害宿弊通弊語弊積弊流弊時代錯誤アナクロアナクロニズム固陋ころう頑愚頑迷気質かたぎ時弊余弊

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岩石学辞典 「古式」の解説

古式

ブレガーが輝緑岩のような変質した外観を持つ古い火成岩に用いた語[Broegger : 1894].新式(ceno-typal)に対して古い岩石の特徴を備えている噴出岩または半深成岩に用いられる語で,例えば輝緑岩(diabase)などを古式玄武岩として表す[渡辺編 : 1935].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

普及版 字通 「古式」の読み・字形・画数・意味

【古式】こしき

古い形式。

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