精選版 日本国語大辞典 「賽目・采目」の意味・読み・例文・類語
さい‐の‐め【賽目・采目】
[1] 〘名〙
※虎明本狂言・賽の目(室町末‐近世初)「まづ五百ぐのさいの目を、ただ今そらにて、いかほど有ぞ仰られひ」
② さいころ程度の小立方体。
※男重宝記(元祿六年)(1693)三「双六より出たる詞〈略〉(サイ)の目(メ)に切(きる)」
さい‐め【賽目・采目】
〘名〙 双六(すごろく)の賽の六つの面に記した点。さいのめ。
※文明本節用集(室町中)「 サイ 博弈所レ按夫毎二目(サイメ)一過半用二重字一」
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