デジタル大辞泉
「算勘」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
さん‐かん【算勘】
〘名〙
※吾妻鏡‐寛元三年(1245)八月一日「依レ為二鶴岡八幡宮神事一、将軍家入二御御持仏堂廊一、此所自二御所一当二于正方之東一否、被レ経二御沙汰一、被レ召二陰陽道輩一之上、参河守教隆及二笇勘一」
② 数を考えること。勘定すること。また、その
能力。あるいは、そろばんの勘定。〔
三代格‐八・寛平九年(897)五月一三日〕
※天理本狂言・二九十八(室町末‐近世初)「二九といわれたは、角から十八間目じゃによって、二九といわれた物であらう。是は、
さんかんまでたっしゃな女房とみゑた」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報