賢人会議(読み)ケンジンカイギ(英語表記)wisemen group

デジタル大辞泉 「賢人会議」の意味・読み・例文・類語

けんじん‐かいぎ〔‐クワイギ〕【賢人会議】

古代英国で、貴族聖職者などによって構成された御前会議国政の重要事項について話し合われた。
有識者が集まり、諸問題の解決のために話し合う会議。「国際賢人会議

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「賢人会議」の意味・わかりやすい解説

賢人会議
けんじんかいぎ
wisemen group

ある特定の問題を究明し,その解決の方途を探るため設置される会議。当該問題について豊富な知識と経験を持つ人々で構成される。南北間の円滑な資金の流れを論じるため,国連事務総長によってつくられたシュミット委員会,日米経済関係を中心に話し合いが持たれた大平・鈴木政権当時の日米賢人会議,日中日英日韓の間で政府委嘱によってつくられた委員会などがある。良識を集めるという意義はあるが,実践を伴わず,人選が政治的である,といった指摘もある。

賢人会議
けんじんかいぎ

ウィテナイェモート」のページをご覧ください。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android