賓服(読み)ひんぷく

精選版 日本国語大辞典 「賓服」の意味・読み・例文・類語

ひん‐ぷく【賓服】

〘名〙 来て従うこと。特に来朝して服従すること。
醍醐寺文書‐延元三年(1338)五月一五日・北畠顕家奏状「帰延喜聖主之旧格者、垂拱而海内子来、不征而遠方賓服焉」 〔礼記楽記

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普及版 字通 「賓服」の読み・字形・画数・意味

【賓服】ひんぷく

諸侯が服する。〔史記、秦始皇紀〕二十六年、初めて天下(あは)す。せざる罔(な)し。

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