財田西村(読み)さいたにしむら

日本歴史地名大系 「財田西村」の解説

財田西村
さいたにしむら

[現在地名]山本町財田西

財田川中流域左岸沿いに位置する。大野おおの村の南東財田中さいたなか(現財田町)北西にあり、東端近くで神田こうだ川が財田川に合流する。金刀比羅宮への伊予土佐街道が通る。古くは財田一村であったが、上・中・下の三ヵ村に分れたという(西讃府志)。単に西之(野)村などともよばれる。寛永国絵図では才田さいた郷に属し、「才田西村」とみえる。寛永一七年(一六四〇)の生駒領高覚帳では財田西ノ村と記され四〇〇石余、うち一五一石余が新田(天神領一石五斗四升などを含む)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android