象海恵湛(読み)ぞうかい えたん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「象海恵湛」の解説

象海恵湛 ぞうかい-えたん

1682-1733 江戸時代中期の僧。
天和(てんな)2年生まれ。臨済(りんざい)宗。備中(びっちゅう)(岡山県)宝福寺の立岩慧久について出家,同寺の鉄堂慧石の法をつぎ,宝永6年住持となる。のち京都の東福寺,南禅寺にまねかれ教法をひろめた。享保(きょうほう)18年7月12日死去。52歳。讃岐(さぬき)(香川県)出身。俗姓米谷諡号(しごう)は仏眼大観禅師。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

土砂災害

大雨や地震が誘因となって起こる土石流・地滑り・がけ崩れや、火山の噴火に伴って発生する溶岩流・火砕流・火山泥流などによって、人の生命や財産が脅かされる災害。...

土砂災害の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android