精選版 日本国語大辞典 「譜代席」の意味・読み・例文・類語
ふだい‐せき【譜代席】
〘名〙
① 江戸時代、大名の格式の一つ。老中をはじめ、京都所司代、大坂城代、若年寄、寺社奉行など幕府の役職につくことができる格式のこと。一〇万石以下二万五〇〇〇石以上の城主たる譜代大名を原則としたが、幕末には外様大名にしてこの格式を与えられたものもいる。
※衡門類例秘録‐六・下座会釈・寛政一一年(1799)八月六日(古事類苑・官位五二)「御徒目付之義は御譜代席にて」
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