(読み)えっする

精選版 日本国語大辞典「謁」の解説

えっ‐・する【謁】

〘自サ変〙 えっ・す 〘自サ変〙 身分の高い人や目上の人に会う。まみえる。お目にかかる。
※色葉字類抄(1177‐81)「謁 エッス 面謁 拾謁
※太平記(14C後)二二「龍顔に謁(エッシ)奉りしかば君玉顔殊に麗しく照らして」

えつ【謁】

〘名〙
① 身分の高い人、目上の人に会うこと。おめみえ。謁見。〔史記‐范雎伝〕
② 名刺。
※史記抄(1477)一三「失謁は手にもちたる酈生が謁をあまりをそろしさに不覚して落たぞ」 〔史記‐高祖本紀〕

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デジタル大辞泉「謁」の解説

えつ【謁】[漢字項目]

常用漢字] [音]エツ(漢) [訓]まみえる
身分の高い人に面会する。お目通りする。「謁見上謁内謁拝謁来謁
[名のり]つく・ゆく

えつ【謁】

貴人や目上の人に会うこと。お目通り。「を賜る」
名刺。
「―を通じ、おおやけの紹介状を出だして」〈鴎外舞姫

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世界大百科事典内のの言及

【名刺】より

…【山田 和子】
[中国]
 現代中国語ではふつう〈名片〉という。古くは〈名紙〉〈名帖〉〈名単〉〈片子〉,あるいは単に〈刺〉〈謁(えつ)〉ともいった。〈名刺〉もその古称の一つであって,すでに唐の元稹の詩にみえている。…

※「謁」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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