諸善(読み)しょぜん

精選版 日本国語大辞典 「諸善」の意味・読み・例文・類語

しょ‐ぜん【諸善】

〘名〙 さまざまの善事や善行
霊異記(810‐824)上「祈はくは奇記を覧る者、邪を却け、正に入り、諸悪作すこと莫く、諸善奉行せむことを」
曾我物語(南北朝頃)一「七日々々のほか、百ケ日、一周忌第三年にいたるまで、しょぜんの忠節をつくす」

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