諸公卿・諸大夫(読み)もうちきみたち

精選版 日本国語大辞典 「諸公卿・諸大夫」の意味・読み・例文・類語

もうちきみ‐たち まうちきみ‥【諸公卿・諸大夫】

〘名〙 (「たち」は複数を示す接尾語) 天皇御前に伺候する臣たち。平安時代以降は、特に五位中心にした大夫殿上人)をさしていうことが多い。もうちきんだち。もうちきんたつ。
※宇津保(970‐999頃)俊蔭「宰相より始めて中将までは〈略〉、少将より始め、ゑがのすけまでは〈略〉、まうちきみたち、司のぞうまでは、白き綾の単襲

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