デジタル大辞泉
「諷諫」の意味・読み・例文・類語
ふう‐かん【×諷×諫】
[名](スル)遠まわしに忠告すること。また、その忠告。
「細君の顔には多少―の意が現れていた」〈漱石・道草〉
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ふう‐かん【諷諫】
〘名〙 たとえ話をして、遠まわしにいさめること。他の事にことよせて、それとなくいさめること。
※
明衡往来(11C中か)
中本「早可
レ晦
レ跡之旨。令
二諷諫
一給耳」 〔
史記‐滑稽伝〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「諷諫」の読み・字形・画数・意味
【諷諫】ふうかん
それとなく諫める。〔史記、滑稽、優孟伝〕故(もと)楚の樂人なり。(たけ)尺にして多辯、常に談笑を以て諷諫す。~楚の相(しやう)叔孫敖、其の賢人なるを知り、善く之れを待つ。字通「諷」の項目を見る。
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