談笑（読み）だんしょう

精選版 日本国語大辞典

だん‐しょう ‥セウ【談笑】

〘名〙 心安く、話したり笑ったりすること。打ち解けて楽しく話し合うこと。

※三教指帰（797頃）下「婉孌蘭友、荒壠之側、復無談笑理」

※安愚楽鍋（1871‐72）〈仮名垣魯文〉三序「此頃魯子が著述の小説安愚楽鍋三輯の稿を披閲して、談笑(ダンショウ)諷諫の筆意に感あり」 〔孟子‐告子〕

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

だん‐しょう〔‐セウ〕【談笑】

［名］(スル)打ち解けて楽しく語り合うこと。「お茶の卓を囲んで談笑する」
[類語]歓談・懇談・懇話・睦言・会話・話・話し合い・対話・対談・談・談話・面談・雑談・閑談・語らい・カンバセーション

出典　小学館

普及版 字通

【談笑】だんしよう（せう）

話したり笑ったりする。〔史記、滑稽、優孟伝〕故(もと)楚の樂人なり。長(たけ)尺。多辯にして、常に談笑を以て諷諫(ふうかん)す。

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出典　平凡社「普及版 字通」