詳か・審か(読み)つまびらか

精選版 日本国語大辞典 「詳か・審か」の意味・読み・例文・類語

つまびら‐か【詳か・審か】

〘形動〙 (「か」は接尾語。古くは「つばひらか」) 物事有様などを細部にわたって認め得るさま。ことこまかなさま。くわしいさま。また、物事の状態などがはっきりわかっているさま。つばら。つばらか。つぶさ。委曲。委細。
書紀(720)神武即位前戊午年八月(北野本訓)「天皇即ち、道臣命を遣して其の逆(さか)ふる状(かたち)を察(みせ)たまふ、時に、道臣命、審(ツマヒラカ)賊害(あたなふ)心有ることを知りて」

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