話柄(読み)わへい

精選版 日本国語大辞典 「話柄」の意味・読み・例文・類語

わ‐へい【話柄】

〘名〙 話の内容、話のたね。語りぐさ。話題談柄(だんぺい)
※蔭凉軒日録‐文正元年(1466)正月五日「献黄色唐紗一疋。以于其求即被之。仍還之。是又為話柄乎」 〔義山雑纂‐悪模様〕

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デジタル大辞泉 「話柄」の意味・読み・例文・類語

わ‐へい【話柄】

話の種。話題。
「活動写真は…日常の―にしているものであるから」〈荷風濹東綺譚
[類語]話題トピック題目論題主題本題テーマ題材話頭言いぐさ話の種語りぐさ

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普及版 字通 「話柄」の読み・字形・画数・意味

【話柄】わへい

話題。唐・李商隠〔雑纂、上、悪模様〕客と作(な)りて人と相ひ爭罵する、尼新たに俗せる、人の話奪(ざんだつ)(横取り)する、未だ語らざるに先づ笑ふ。

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