話掛(読み)はなしかける

精選版 日本国語大辞典 「話掛」の意味・読み・例文・類語

はなし‐か・ける【話掛】

〘他カ下一〙 はなしか・く 〘他カ下二〙
相手に話をしかける。
※コンテムツスムンヂ(捨世録)(1596)三「キザカイナル コトヲ fanaxicaqe(ハナシカケ) タマウト イエドモ」
② 話しはじめる。途中まで話をする。
落語臆病源兵衛(1897)〈三代目柳家小さん〉「此間一寸(ちょい)と話し掛けたが、彼(あ)年増の事だがね」
情交を結ぶ。遊女を買う。
随筆独寝(1724頃)上「業平に金銀持せて〈略〉此里にばっとはなしかけなば面白の有さまやと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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