詭弁・詭辯(読み)きべん

精選版 日本国語大辞典 「詭弁・詭辯」の意味・読み・例文・類語

き‐べん【詭弁・詭辯】

〘名〙 (「詭」は違う意) 道理に合わない弁論。まちがった理屈を正しいと思いこませる論法。こじつけの論。また、誤りを正しいと思いこませること。偽弁
※新編覆醤続集(1676)一二・与林羅山「就中如人仙之論謂琦辯也」
山科記憶(1926)〈志賀直哉〉一「彼は何かいへば詭辯を弄するやうになるのが」 〔史記‐屈原伝

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