解洗衣(読み)ときあらいぎぬ

精選版 日本国語大辞典 「解洗衣」の意味・読み・例文・類語

ときあらい‐ぎぬ ときあらひ‥【解洗衣】

〘名〙 縫糸をほどいて洗い張りした着物。ときあらいごろも。また、みすぼらしいみなり。
万葉(8C後)七・一三一四「橡(つるはみ)の解濯衣(ときあらひぎぬ)のあやしくも異に着欲しきこの夕(ゆうへ)かも」

ときあらい‐ごろも ときあらひ‥【解洗衣】

※万葉(8C後)一五・三六六六「夕されば秋風寒し吾妹子が等伎安良比其呂母(トキアラヒゴロモ)行きて早着む」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android