覚慶(1)(読み)かくけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「覚慶(1)」の解説

覚慶(1) かくけい

928-1014 平安時代中期の僧。
延長6年生まれ。天台宗比叡(ひえい)山の良源に師事して顕教密教をまなぶ。応和3年(963)内裏でおこなわれた「応和の宗論」に師にしたがって参加,東大寺の法相(ほっそう)宗の法蔵と論戦した。長徳4年天台座主(ざす),長保2年大僧正に任じられた。長和3年11月23日死去。87歳。京都出身。号は東陽房

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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