精選版 日本国語大辞典 「見違」の意味・読み・例文・類語
み‐ちが・える ‥ちがへる【見違】
〘他ア下一(ハ下一)〙 みちが・ふ 〘他ハ下二〙 (室町時代頃からヤ行にも活用した)
① みまちがえる。他のものと思ってまちがえて見る。
※古活字本荘子抄(1620頃)七「如是見れば見ちがへたりしかと也」
② みあやまる。見て誤った判断を下す。
み‐たが・う ‥たがふ【見違】
〘他ハ下二〙 (室町時代頃からヤ行にも活用した) 見まちがえる。みまがう。
※とりかへばや(12C後)下「ただあさましく、みたがふばかりにに給へりしものを」
み‐ちがえ ‥ちがへ【見違】
〘名〙 みまちがえること。みあやまること。みちがい。
※浮世草子・好色万金丹(1694)二「生まれぬ先から此汁にて育ちたる身なれば、少も見ちがへはいたさぬ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報