精選版 日本国語大辞典 「見当違」の意味・読み・例文・類語 けんとう‐ちがい ケンタウちがひ【見当違】 〘名〙 (形動)① めざす方向をまちがえること。また、そのまちがった方向。見当はずれ。※満韓ところどころ(1909)〈夏目漱石〉三一「見当違(ケンタウチガヒ)の方角へ連れて行ったのは」② 推測や判断を誤ること。判断が的を射ていないこと。また、そのさま。見当はずれ。的はずれ。※恋慕ながし(1898)〈小栗風葉〉一八「馬鹿々々しい、見当違(ケンタウチガ)ひのお手入を吃(く)ひ懸けてね」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報