西独(読み)せいどく

精選版 日本国語大辞典 「西独」の意味・読み・例文・類語

せい‐どく【西独】

(「独」は「ドイツ」の当て字独逸」の略) 旧ドイツ連邦共和国(一九四九‐九〇)の通称西ドイツの略。ドイツ民主共和国東独東ドイツ)と呼称したのに対する。

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デジタル大辞泉 「西独」の意味・読み・例文・類語

せい‐どく【西独】

西ドイツ

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世界大百科事典(旧版)内の西独の言及

【ドイツ連邦共和国】より

…ヨーロッパ統合過程で国民国家の性格が変貌していく中で,新たな国民(統一)国家が成立したことは,一方では逆コースとしてとらえられようが,それは同時に冷戦構造の終結と,東西ヨーロッパを悩ませてきた〈ドイツ問題〉の最終解決を暗示するものでもあった。人口でも経済力でも統一ドイツは抜き出ており,従来の英仏,西独のバランスが崩されたことに対するヨーロッパ各国の危惧が高まった。後進地域としての旧東ドイツを抱えた統一ドイツ国家が経済困難に陥り,こうした危惧が一部拡散されたとはいえ,ヨーロッパの将来におけるドイツの強力な地位は否定できない。…

※「西独」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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