西春町(読み)にしはるちよう

日本歴史地名大系 「西春町」の解説

西春町
にしはるちよう

面積:九・九〇平方キロ

西春日井郡の中央西寄りに位置し、東は師勝しかつ町、南は名古屋市、西は春日はるひ村・一宮市、北は岩倉市と接する。町内の標高六―七メートル。わずかずつではあるが北東が高く、南西にいくに従って低くなっている。明治二二年(一八八九)加島かしま新田・九之坪くのつぼ村が合併して九之坪村に、おき石橋いしばし野崎のざき西之保にしのほ中之郷なかのごうの五ヵ村が合併して下拾箇しもじつか村に、北野きたの宇福寺うぶくじ弥勒寺みろくじ法成寺ほうじようじ鍛冶かじ一色いしき徳重とくしげの六ヵ村が合併して上拾箇村となり、同三九年、この三ヵ村が合併して西春村となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報