西彼杵半島県立自然公園(読み)にしそのぎはんとうけんりつしぜんこうえん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「西彼杵半島県立自然公園」の意味・わかりやすい解説

西彼杵半島県立自然公園
にしそのぎはんとうけんりつしぜんこうえん

長崎県西部,西彼杵半島の西海岸,西彼高原および角力灘の島々を含む自然公園面積 30.66km2。 1966年指定。西海岸の海食崖,西海市七釜鍾乳洞 (国指定天然記念物) と好展望地の虚空蔵山 (307m) ,西彼高原の自然休養林県民の森などがおもな景勝地。西海岸は江戸時代からのカトリック信徒の集落が多く,キリシタン関連の遺跡に富む。北端横瀬郷は永禄5 (1562) ~6年ポルトガルとの貿易で栄えた集落。

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