西下赤江村(読み)にししもあかえむら

日本歴史地名大系 「西下赤江村」の解説

西下赤江村
にししもあかえむら

[現在地名]富山市下赤江二丁目など

神通川右岸、赤江川の西岸に隣接する。江戸初期は赤江川両岸に位置した加賀藩領下赤江村のうちで、万治三年(一六六〇)の領地替で同川西岸が富山藩領となる。西は上奥井かみおくい村。本来下赤江村と称され、西下赤江村は東岸の加賀藩領の同名村と区別するための通称。元禄一一年(一六九八)郷村高辻帳によると、親村のくぼ村の北西四町にある枝村新田で高三九石、無家村であった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android