裁縫ぬ衣着る人(読み)たちぬわぬきぬきるひと

精選版 日本国語大辞典 「裁縫ぬ衣着る人」の意味・読み・例文・類語

たちぬわ【裁縫】 ぬ 衣(きぬ)(き)る人(ひと)

(布を裁って仕立てた衣ではなく、木の葉などを着物とする人の意) 仙人(せんにん)異称
古今(905‐914)雑上・九二六「たちぬはぬきぬきし人もなきものをなに山姫の布さらすらん〈伊勢〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android