袖被(読み)そでかぶり

精選版 日本国語大辞典 「袖被」の意味・読み・例文・類語

そで‐かぶり【袖被】

〘名〙 葬列に参加する女性が、着物の左袖を頭から被り、その着物を背に垂らすこと。頭掛(つむりかけ)
風俗画報‐一五四号(1897)人事門「白の被衣(かつき)を曲けて冠る俗に之を袖冠りと云ふ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android