衆生を渡す(読み)しゅじょうをわたす

精選版 日本国語大辞典 「衆生を渡す」の意味・読み・例文・類語

しゅじょう【衆生】 を 渡(わた)

仏菩薩が一切衆生を迷いの苦界から救済して、悟りの彼岸にわたらせる。
※栄花(1028‐92頃)楚王の夢「仏だに凡夫におはせし時、堪へがたきを堪へ、忍び難き事をよく忍び給てこそ、仏ともなり給、衆生をもわたし給へ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android