藤森素檗(読み)ふじもり そばく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤森素檗」の解説

藤森素檗 ふじもり-そばく

1758-1821 江戸時代中期-後期俳人
宝暦8年生まれ。信濃(しなの)(長野県)上諏訪(かみすわ)の油商。父の蓼阿,同地の藤森文輔,のち加藤暁台(きょうたい),井上士朗にまなぶ。同郷の河合曾良(かわい-そら)の百回忌に記念集「続雪まろげ」を刊行俳画にもすぐれた。文政4年2月26日死去。64歳。名は由永。字(あざな)は茂世通称は島屋太郎右衛門。別号に福庵。遺句集に「素檗句集」。
格言など】ぽつりんと年はくれけり諏訪の湖(「素檗句集」)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android