藤村 直樹(読み)フジムラ ナオキ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「藤村 直樹」の解説

藤村 直樹
フジムラ ナオキ


職業
シンガー・ソングライター 医師

専門
呼吸器内科

肩書
京都きづ川病院呼吸器内科部長

出身地
香川県

学歴
和歌山県立医科大学卒

経歴
高校からギターを弾き始め、昭和48年和歌山県立医科大学に入学後にシンガー・ソングライターとしてフォークソングを歌い始める。卒業後は呼吸器内科医となり、京都大学の結核胸部疾患研究所などでぜんそくや結核治療などの研究・治療に従事。友人のフォーク歌手・高田渡の主治医でもあった。平成11年にはフォーク・キャンプ・コンサートを30年ぶりに復活させた。16年アルバム「逃避行―めりけんじゃっぷの放浪綺譚」をリリース。22年音楽活動を一時中断して医療活動に専念することを決め、“中休みライブ”を開催したが、間もなく亡くなった。代表曲に「町工場ブルース」「市民病院」「砂とシャベルの日々」「淋しい汽笛」など。シングル「老人は国会突入を目指す」、アルバム「藤村直樹メモワール アーリーデイズ」などがある。歌手としてはアイビールックに蝶ネクタイ姿がトレードマーク。

没年月日
平成22年 4月27日 (2010年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

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