藤原兼行(読み)ふじわらの かねゆき

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原兼行」の解説

藤原兼行 ふじわらの-かねゆき

1254-? 鎌倉時代公卿(くぎょう),歌人
建長6年生まれ。後深草院,伏見院につかえ,永仁(えいにん)5年民部卿となり正安(しょうあん)元年従二位にすすむ。嘉元(かげん)2年(1304)出家。歌は「新後撰和歌集」「玉葉和歌集」などの勅撰集に18首あるほか,家集に「兼行集」がある。法名は兼蓮。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android