蓑浦(読み)みのうら

日本歴史地名大系 「蓑浦」の解説

蓑浦
みのうら

[現在地名]福井市蓑町

和布めら浦の西方にあり、北と西は日本海に面し、集落海岸段丘の上台と下台に分れる。慶長一一年(一六〇六)頃の越前国絵図に高六〇・三八九石が記される。正保郷帳では田方一七石余・畠方四三石余。福井藩領。「越前地理指南」は枝村として「小浜」を記し、「西ニ立隠レと云岩アリ、拾五ニ卅間計」とあり、「越前国名蹟考」は枝村に「北村」と記し、また「北菅生浦・長橋浦糸崎浦松蔭浦・蓑浦各水底岩有之、大船繋間無之」とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android