蒲 寿庚(読み)ほじゅこう

旺文社世界史事典 三訂版 「蒲 寿庚」の解説

蒲 寿庚
ほじゅこう

生没年不詳
南宋〜元初期に中国福建省で活躍した南海貿易
アラビアあるいはペルシア出身イスラーム教徒泉州に住み,南海貿易で巨富を貯え,南宋の1245年ごろ,泉州の提挙市舶 (ていきよしはく) に任じられた。元が南宋を攻略したとき元にくだったが,元朝の南海進出に貢献し,重用された。

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