葛籠馬(読み)ツヅラウマ

デジタル大辞泉 「葛籠馬」の意味・読み・例文・類語

つづら‐うま【葛籠馬】

江戸時代、背の両側つづらをつけた馬。その中に人を乗せたり、旅の荷物を運んだりした。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「葛籠馬」の意味・読み・例文・類語

つづら‐うま【葛籠馬】

〘名〙 背中に四角な葛籠(つづら)を取りつけ、人を乗せたり、また旅の荷物を運んだりする馬。はたご馬。
※俳諧・類船集(1676)和「若衆〈略〉大名参勤につつら馬にふとんかさねて乗つれたるはあっぱれ見事也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android