精選版 日本国語大辞典 「背中」の意味・読み・例文・類語
せ‐なか【背中】
〘名〙
※書紀(720)綏靖即位前(北野本南北朝期訓)「再(ふたたひ)発(はな)て背(セナカ)に中(あ)つ。遂(つひ)に殺(ころ)しつ」
※宇津保(970‐999頃)内侍督「御ぐしのほど、たけに二尺ばかりあまりて〈略〉ひとせなかこぼるるまであり」
※玉塵抄(1563)七「みちばたに曹娥が碑のせなかに、字が八あったぞ」
③ 負担を背負い込むこと。また、費用を他人に負担させること。おんぶ。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報