菊池武士(読み)きくち たけひと

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊池武士」の解説

菊池武士 きくち-たけひと

?-? 南北朝時代武将
菊池武時(たけとき)の子。長兄武重(たけしげ)の死後,肥後(熊本県)菊池氏惣領(そうりょう)14代となる。大友氏の肥後侵入,合志(こうし)幸隆の菊池本城占拠などに直面して惣領を辞し,大智に帰依して出家した。応永8年(1401)91歳で死去したといわれる。通称は又次郎。法名は寂照。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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