菊の酒(読み)きくのさけ

精選版 日本国語大辞典 「菊の酒」の意味・読み・例文・類語

きく【菊】 の 酒(さけ)

きくざけ(菊酒)①《季・秋》
※車屋本謡曲・満仲(1552頃)「御盃や菊の酒。仙家にいりし身の、七世の孫に逢ふ事も」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「菊の酒」の意味・読み・例文・類語

きく‐の‐さけ【菊の酒】

菊酒きくざけ1」に同じ。 秋》「草の戸の用意をかしや―/太祇
菊酒2」に同じ。
酒の美称
「種は春ぞと―、花を受けたるたもとかな」〈謡・盛久

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