菅甘谷(読み)かん かんこく

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菅甘谷」の解説

菅甘谷 かん-かんこく

1691-1764 江戸時代中期の儒者
元禄(げんろく)4年生まれ。和泉(いずみ)(大阪府)岸和田藩士。江戸で荻生徂徠(おぎゅう-そらい)にまなび,のち大坂にすみ門人を養成。大坂徂徠学の祖といわれる。没後,漢詩文集「甘谷先生遺稿」が刊行された。宝暦14年3月24日死去。74歳。本姓は府川。名は晨耀。字(あざな)は子旭。通称は小膳(善)。初号は南嶠。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android