荘務・庄務(読み)しょうむ

精選版 日本国語大辞典 「荘務・庄務」の意味・読み・例文・類語

しょう‐む シャウ‥【荘務・庄務】

〘名〙
荘園の管理や事務総称。その職務内容は、勧農収納検断の二つに大別される。
朝野群載‐七・康和五年(1103)二月一〇日「右人補任下司職、可行庄務之状」
平家(13C前)三「法勝寺の事務職にて、八十余ケ所の庄務をつかさどられしかば」
高野山文書‐嘉禎四年(1238)三月・金剛峯寺所司等請文案「件神人者、更非当時庄務追撥、即検校律師沙汰也」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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