荒木郁子(読み)あらき いくこ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荒木郁子」の解説

荒木郁子 あらき-いくこ

1888-1943 明治-大正時代小説家
明治21年3月3日生まれ。青鞜(せいとう)社社員となり,明治44年の「青鞜」創刊号戯曲陽神の戯れ」を発表。大正3年刊行の「火の娘」では新時代の自由奔放な女性像をえがいた。岩野泡鳴弟子愛人ともいわれ,泡鳴の墓碑をたてた。昭和18年2月26日死去。56歳。女子美術学校卒。本名は郁。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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