茶ノ木ノ本遺跡(読み)ちやのきのもといせき

日本歴史地名大系 「茶ノ木ノ本遺跡」の解説

茶ノ木ノ本遺跡
ちやのきのもといせき

[現在地名]八女市柳瀬

矢部やべ川右岸の自然堤防上にある。主体副葬品をもつ弥生時代中―後期の首長層の墳墓群で、ほかに弥生時代の土坑・溝、古墳時代後期の住居がみられる。墳墓群は甕棺二一基(うち小児用一一基)・箱式石棺六基(うち小児用二基)があった調査区南側の特定の区域に集中する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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