花鬘(読み)ハナカズラ

デジタル大辞泉 「花鬘」の意味・読み・例文・類語

はな‐かずら〔‐かづら〕【花×鬘】

時節の花を糸で連ねて作った挿頭かざし
漢人からひといかだ浮かべて遊ぶといふ今日そ我が背子―せな」〈・四一五三〉
山上に咲きそろった花を1に見立てた語。
「雲のゐる遠山姫の―霞をかけて吹く嵐かな」〈夫木・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「花鬘」の解説

花鬘 (ケマン)

植物ケシ科の多年草,園芸植物,薬用植物ケマンソウ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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