精選版 日本国語大辞典 「山上」の意味・読み・例文・類語
さん‐じょう ‥ジャウ【山上】
[1] 〘名〙
① 山のいただき。山のうえ。また、山のなか。
※金刀比羅本保元(1220頃か)上「山上(サンジャウ)無双の伊岡(これをか)の板と申す巫女をめされて」
② (━する) 山に登ること。やまのぼり。登山。《季・夏》
③ (━する) =さんじょうまいり(山上参)
※浮世草子・世間娘容気(1717)六「行者講の中間へ入大勢づれにて山上(サンジャウ)をしけるに」
[2] (「山」は比叡山のこと) 比叡山の延暦寺をいう。
※中右記‐天永二年(1111)七月二二日「阿闍梨仁誉〈故行宗朝臣子也〉依院宣追二却山上一」
やま‐あがり【山上】
〘名〙
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