デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「花笠文京(初代)」の解説 花笠文京(初代) はながさ-ぶんきょう 1785-1860 江戸時代後期の歌舞伎作者,戯作(げさく)者。天明5年生まれ。東条琴台の兄。4代鶴屋南北に入門,花笠魯助(ろすけ)の名で歌舞伎脚本をかく。戯作者としては4代尾上菊五郎の合巻(ごうかん)「玉藻前化妝姿見(たまものまえけしょうのすがたみ)」などを代作。門人に仮名垣魯文(かながき-ろぶん)。安政7年3月2日死去。76歳。本名は東条魯助。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例