デジタル大辞泉
「芝煮」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
しば‐に【芝煮】
〘名〙
キス・エビ・小ガレイなどを
しょうゆとみりんで
薄味に煮、煮汁ごと食べる煮物。また、そのような煮方。
※
料理早指南(1801‐04)二「
雛祭の
重詰〈略〉檜割籠〈略〉鮮詰
(なまづめ)はぎっしり押合せてつめるには及ず〈略〉芝煮
(しばニ)づめ是におなじ」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
しばに【芝煮】
白身魚やえびなどを、だし汁と酒を主に、薄口しょうゆ・みりんなどでごく薄味に調味してさっと煮た料理。吸い物風の汁の多い煮物で汁とともに食べる。◇古く、芝浦にあがってくるとれたての江戸前の魚を煮て食べたことからこの名があるとされる。
出典 講談社和・洋・中・エスニック 世界の料理がわかる辞典について 情報