色ヶ島村(読み)いろがしまむら

日本歴史地名大系 「色ヶ島村」の解説

色ヶ島村
いろがしまむら

[現在地名]那賀川町色ヶ島

今津いまづ浦の北に位置し、東は紀伊水道に接する。色島いろがしま村とも記す。天正一七年(一五八九)の色ヶ島村検地帳写(那賀川町蔵)によれば総町数二六町八反余・高二六二石。慶長二年(一五九七)の分限帳にみえる「宮賀島」は当村のことと考えられ、五十君勝次郎知行分として高八二石余、百姓四人、片山次右衛門分とある。正保国絵図では高二八〇石余。寛文四年(一六六四)郷村高辻帳によると田方二二二石余・畑方五八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android